これに当てはまれば毒親!?毒親の特徴とは?20/6/1

毒親って何?

最近になりよく聞くようになった毒親という言葉ですが、広義的には子どもの成長に悪影響を与える親を指します。

毒親とは、"毒になる親"(英語でtoxic parents、toxicは毒、parentsは親の意味)を略したもので、スーザン・フォワードという人が作った言葉です。

幼少期から毒親に育てられることで、極端に自己愛の強い大人になったり、あらゆることに無関心な大人へと育つ可能性があるのです。

そこで子どもの健やかな成長を妨げる毒のような存在という意味から、近年では毒親と呼ばれるようになりました。

毒親の特徴

毒親の特徴1.否定と支配

否定タイプの毒親

そんな毒親に現れる最も大きな特徴は、「否定と支配」です。

子どもの言うことは何でもダメ、片や親の言うことは絶対、そのような価値観を持っている親は典型的な毒親になります。

否定する親

例えば暴力によって子どもを抑圧することは言語道断ですが、言葉の力で子どもの可能性を狭めていくことはどうでしょうか。

 

「お母さん、僕サッカーをやってみたい!」
「あなたには運動神経がないから無理よ。」

 

「じゃあ、ピアノを習いたい!」
「そんなもの才能もないのに無駄でしょ?」

 

仮に子どもとこのような会話をしていたとして、実はこうした対応の仕方も立派な毒親の特徴なのです。

自らの子どもが持つ能力や可能性を独断で判断し、無理だと最初から決め付けて挑戦の舞台にすら立たそうとしない、このような根拠のない否定を繰り返す親は毒にしかなりません。

 

 

干渉して支配する親

または自分の判断が常に正しいと思い込み、自分の思い通りの枠の中で子どもを動かそうとする親もいます。

 

「あなたの服は全部お母さんが買うから。」
「あの子は友達って呼んじゃダメよ。」
「この教科書は内容が悪いからこっちにしなさい。」

 

など、子どものあらゆる事柄に干渉をしては、自分の価値観を押し付けます。

よって子どもの中にある自主性がどんどんと損なわれ、やがては自分で考えて動くということができない大人になってしまうのです。

 

もちろん習い事の否定などは、経済的なことを理由に断るのであれば悪くありません。

問題は親自身が自分の感覚を絶対化し、それを曲げないことにあります。

 

どういうことか、自分よりも遥かに幼い子どもの感覚を心のどこかで見下し、考えが甘いだとか親のできないことをできるわけがないと思うのです。

ですから万が一子どもが反発をするようなことがあれば強い口調で、ときには人格を否定するような言葉まで並べます。

まさに親自身の人格が、子どものままで止まっていると言ってもいいでしょう。

 

毒親の特徴2.放置や無関心

ネグレクトタイプの毒親

その次に多い毒親の特徴が、「放置や無関心」です。

こちらは前述の内容と対極の位置にある特徴で、いわゆるネグレクトタイプの親が当てはまります。

 

子どもは小さいときにほど、親に沢山甘えたいものです。

そして親はそれに応えるため、言葉や触れ合いでスキンシップを重ねます。

ところがネグレクトタイプの親はこうした行為が一切できず、自分の趣味などに没頭してしまうわけです。

 

ではそれが完全に育児放棄と判断できるかとなると、それは難しいのが厄介な部分です。

最低限の栄養は摂らせ学校にも行っている、そうなれば然るべき団体や機関も間に割って入ることができません。

子どもへの愛情の注ぎ方は家庭次第なところもありますし、命の危険が迫っているようでなければ行動を起こせないのです。

 

ですから子どもは誰にも自分の孤独を吐露できず、それでも年は重ねて大きくなっていきます。

結果的にその子どもは他者との触れ合いに慣れていない大人になり、なかなか円滑な人間関係を築けなくなってしまうでしょう。

或いは誰彼構わず愛情を求めるようになってしまい、いつの間にか良くない人と繋がりを持ってしまうこともあります。

何よりも親からそうした育てられ方をしたことで、自分が親になったときに子どもの愛し方を知りません。

ネグレクトが新たなネグレクトを呼ぶ、このような連鎖を生んでしまうのも毒親がもたらす悪い影響なのです。

 

毒親になるのはどういう人?

お互いを縛りあう親子

以上のように毒親の特徴を語る上では、「否定と支配」「放置や無関心」がキーワードになります。

これらに共通することは親の自己愛で、子どもを支配したその先に自分自身の正しさを再確認しているわけです。

「自己肯定や自己承認」、こうした欲求が強い親は毒親になりやすいのかもしれません。

 

若しくは子どもの相手よりも自分の好きなことを重視する、これも立派な自己愛です。

明らかに親としての責務を放棄し、自分のやりたいことを優先するその姿は、とてもまともには見えません。

ある程度の年齢になれば、ときには子どもを突き放すことも重要でしょう。

ただ最初から子どもに無関心な親、それは毒親以外の何者でもありません。

毒親は昔からいた!?

毒親は近年になり増加傾向にあると言われていますが、実際には昔から大勢存在していたとされています。

それが最近の定義付けにより認知されてきたため、急に増えたように錯覚しているのです。

もしかしたら私の親も毒親だったのかも、そう思っている人も少なくないのではないでしょうか。

仮にまだ自分自身が親になっていなくとも、将来のためにしっかりと毒親の特徴を把握しておくべきなのかもしれません。

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